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もう少しこなれた日本語訳を
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作者が「あとがき」に書いているように、この本は「50の事実」を「狭く深くではなくて、広く浅く」を通して全体像を描き出す、という手法を取っているのであり、訳者は「広く浅くにしては事象の集め方のセンスがよい」としているが、50の事実の中にはトリビアに終わるものも多く、全体を通して読み終えてみると未熟な訳もあいまって私には結局何も残らなかった(せめてテーマは絞るべきだった)。
それはなぜかと考えてみるに、確かに統計データは豊富なのだが、それだけが事実を述べる根拠であり、作者の主観的な意見はまったくなく、もしあったとしても専門家などの意見を引用する形で間接的に述べているので論点が希薄になっていることだと思う。
確かにタイトルが「事実」なのだから、あえて自分の意見を述べないで事実だけを伝えるということだとは思うのだが、あまりにも風呂敷を広げすぎて問題提起だけに終わり「じゃ、あんたはそれはどう思ってるの?」と、アクションまで言及されない。肝心な部分で作者の言いたいことが伝わってこなかった。
引用元:もう少しこなれた日本語訳を
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